町中華からガチ中華へ

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町中華からガチ中華へ。

自転車で30分圏内の町中華はほぼ制覇したので、最近「ガチ中華」の森へと彷徨い込んでいる。

きっかけはなんばの「蘭州牛肉面」(日本のラーメンの源流のひとつ)。

長逗留する時は週一お昼に食べていた。

本国蘭州の人も主に朝食に食べるそうな。

拉麺の拉は「手で引き延ばす」と言う意味だからその字の如く注文後に手打ちして拉(ラー)してくれる。

そんな「ガチ中華」。

私の勝手な解釈で例えると

中国人の中国人による中国人のための店(言い過ぎ)。

客はほぼ中国人。

メニューは中国語で全然読めない。

今まで見たことも聞いたこともないような品々。

店員さんは日本語あまり通じない。

ランチ時は中国人留学生でいっぱい。

そんな店。

コロナ禍後、閉店してしまった居酒屋や焼肉店の空き店舗を使って池袋、高田馬場、新大久保あたりに雨後の筍のように出現したそうな。

まずは絶対読めないし書けないビャンビャン麺が家の近所にあったので行ってみた。

内装も美しく、日本人スタッフの方が丁寧に対応されていて、味も抜群に美味しかったが、先に上げた項目からは若干外れていた。

メニュー読めなくて戸惑いたい。程良い疎外感、感じたい(面倒くさいヤツです)。

ただここは絶対に他の品々も美味しいと思うので、違う心持ちで複数人で再訪したい。

笹塚にあった店は「ガチ中華」だった。

ちゃんと拉してた。

あと数軒行ったが、どこも未知の味で興奮してしまい、読めない名前をいつも書き留めるのを忘れてしまう。

そこに台湾がやって来たのでこの本買ったが、折からの旅芸人生活が続いていたため、全く読めずに今日に至ってしまった。

まあこの本には御守りになってもらって、読めないメニューと葛藤の旅もまたおつなもんでげすな。

#ガチ中華 #ビャンビャン麺 #台湾

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