2017年12月の記事

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大和の風景

December 24,2017 06:07 PM

本日は国立劇場、小劇場で鍵田真由美がゲスト出演する「藤間清継舞踊リサイタル 大和の風景」。

私は振付で参加させていただきました。

また新たな歴史が始まります!

「牛女」上越公演無事終了!

December 24,2017 04:58 PM

昨日、上越文化会館での「牛女」公演、無事に終わりました。

観に来てくださいましたお客様、ありがとうございました。

大変シリアスな作品でしたが、お客様に喜んでいただけてホッとしております。

これで小川未明作品、「赤いロウソクと人魚」「港に着いた黒んぼ」「牛女」と三部作が完成しました。

すべてこれからも再演、改訂新作版として公演していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

また、ありがたいことに次の新しい小川未明作品も上越文化会館での公演が決まっております。

次回も是非観に来て下さい。

牛女

December 23,2017 04:02 PM

今日は上越文化会館で「牛女」の公演です。

小川未明童話特有の、哀しみが心に深く染み入る作品に仕上がりました。

楽曲は未明の孫、小川英晴さんの作詞をもとに中島千絵さんが作曲。
演奏はヴォーカル、ピアノを中島千絵さん、チェロ井上真那美さん、フラメンコギター逸見豪さん、そして今回初共演となる尺八の中村仁樹さんです。

踊りは、
牛女 鍵田真由美
子供 中里 眞央

害虫、町民
末木三四郎、東陽子、関祐三子、小西みと、坂口真弓、山本由紀

美術 堀越千秋

作詞/朗読 小川英晴

一部の大和田伸也さんによる「牛女」の朗読も素晴らしく、とてもいい公演になりそうです。

藤間清継さんと鍵田真由美「二人静」

December 19,2017 05:02 PM

この踊りの愉しさをなんと表現したらいいだろう。
日本舞踊家の藤間清継さんと鍵田真由美の「二人静」。

能の題材をもとにした清継さんオリジナルの台本。
音楽は長唄、お囃子、箏の、純粋な邦楽のみ。
清継さんは文化庁芸術祭新人賞も受賞されている新進気鋭の日本舞踊家。

長年鍵田と踊って来たが、断然こちらのコンビの方がいい(情けなや)!
日本舞踊は洋舞と比べて激しく踊ってないように見えるが、実はこんなにも動いているのかと。フラメンコはあんなに激しく踊っているが、実はすごく抑制された踊りなんだと、この二つの全く生まれも育ちも違う踊りが一緒に踊ることによって、それぞれの精髄が優しく理解できる。まったくもって摩訶不思議な効果が生まれている。

またこんな専門的なことはどうでもよく、とにかく見ていて踊りは楽しいし、物語は悲しい。
六代目菊五郎の踊る京鹿子娘道成寺を見た老婆が「こんなに楽しくて、そら恐ろしい」とかなんとか言ったそうだが、まさにそんな感じである。

私も振付で参加させてもらったが、この稽古のまた楽しいこと楽しいこと。

是非みなさんに観ていただきたいです。

2017年12月24日(日)
会場:国立劇場 小劇場
開演:18時30分
観覧料:6,000円(全席自由、税込)
※ 当日11時30分から開演する「泉樹会」と共通のチケットです。

公演詳細・お問い合わせ先
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2017/875.html?lan=j

共演演目 「二人静」

静御前の霊 : 鍵田真由美
女 : 藤間清継

脚本 : 柴崎誉一
作曲 : 杵屋勝松
昨調 : 中井晃
振付 : 佐藤浩希
振付 : 藤間清継

静岡市交流会

December 14,2017 11:53 AM

昨日は「静岡市交流会」へご招待を受け行って来ました。
何かとご縁をいただいている、静岡県。
特に静岡市は浅間神社での「フラメンコ曽根崎心中」の公演、「かっぽれフラメンコ」の振付などで大変お世話になっております。

何百人もの参加者を前に緊張しながら壇上でご挨拶させていただいた後は、大好きな日本酒の銘柄、「臥龍梅」「正雪」などをいただき、すっかりいい気分にさせていただきました。

アントニオ・アグヘータ

December 13,2017 11:07 AM

強烈な劇薬が届いた!
アントニオ・アグヘータの新譜。
親友で盟友のギタリスト、アントニオから「俺っちが弾いてるから聴いてけろ」と渡された。

なんでも親父のアントニオ(名前がアントニオばっかりで、文章がアントニオ猪木祭りみたいになっちゃう)から、「いまアントニオ・アグヘータの体調がいいから2曲だけ録音するからすぐ来い!」と呼ばれたそうな。ところが体調すこぶる良く、興に乗って一気にCD1枚分の録音してしまった。

一曲目のマルティネーテから強烈で、地獄の底で唸っているようなカンテ。ちょうど偉大過ぎる歌い手の父マヌエル・アグヘータを亡くした頃で、焦燥しきっていながらも、悲しみと怒りが噴出して歌う気満々だったと。

嗚呼、堀越千秋さんと一緒に聴きたかったな。でも「イッヒッヒ、いいじゃねーか。これが混じりっけのない生粋のカンテ・ヒターノ(ジプシーの歌)ってやつよ。おい、ひろき、お前さんの演出とは正反対だな、イッヒッヒ」なんて言われそうで嫌だけど。

アグヘータ一族のカンテ唱法は独特で、普通のコンパス(フラメンコのリズム)感では歌えない。自由奔放だけれど、絶妙にコンパスのツボを突いてくるので、それが見事ハマるとフラメンコ人間は悶絶死する。ただ伴奏が難しく、あのモライートでさえ大変だと漏らしていた。

我が盟友アントニオ、よくやっている。私も下手の横好きでカンテ伴奏をかじっているが、あんなの歌われたら手も足も出ない。親父が歌い手だから当然か。いや、親父は舞踊伴唱の名手で、割ときちんと歌う方。

親父アントニオ・デ・ラ・マレーナは踊り伴唱で長く活躍しているがソロもこなす。伴唱の時は大盤石なカンテで、踊り手のみならず、舞台全体も受け止めることができるほど。フェスティバル・デ・ヘレスで伴唱家として2度も受賞している。ソロは還暦に近くなりいよいよ円熟してきた。先日放送された「ドュエンデ」というフラメンコ番組での熱唱はヘレスのカンテ通をも唸らせていた。

司会者で伴奏も務めるホセ・ガルベスがまた素晴らしかった。ホセは近年フラメンコの王家ファルーコ一族の伴奏、伴唱をよくしている。ただこの時は、彼らに弾く時のようなギンギンバリバリのギターではなく、ヘレスの名ギタリスト、パリージャ・デ・ヘレスよろしく、古風な響きでカンテに寄り添っていた。アントニオ親父はこれまたヘレスの名歌手ティオ・ボリーコの名調子で口火を切り、渋く、深いソレアを聴かせた。

しかしこの二人、会話を聞いているとどこかギクシャクしている。共演したこともなく、ホセの方がふた回りくらい下。芸風もまるで違うのできっと気が合わないのだろう。ところがいざフラメンコとなると、がっちりと握手して、最後は熱い抱擁を交わしているようだった。フラメンコで邂逅して行く様はなんとも言えない感動があった。YouTubeでも見ることができるので是非。

話を元に戻すと、このCDアントニオから日本に何枚か持って帰って売ってくれと頼まれたが、スーツケースがいっぱいで無理だと断ってしまった。なので欲しい方はアクースティカさんかパセオさんでお買い求めください。

余計なことは一切せず、朴訥とカンテに頷くアントニオの伴奏。アグヘータ一族の純粋正統なカンテを引き継ぐアントニオ・アグヘータ。カンテ・ファン必聴のCD。男性諸君は「よっしゃ、今夜決めるぞ!」という意気込みで聴いてください。女性の皆さんは、、、。よくわからないのですが、くれぐれもBGMになんかしないでください。呪われます。

さて、もうすぐ帰国するので、日本でこれ聴くときの友、アモンティジャードひと瓶買っていかないと。ってまだスーツケース荷物入るじゃん!アントニオごめんね!

ブルゴーニュ地方 ボーヌ〜ディジョン

December 8,2017 06:55 PM

ブルゴーニュ地方、ボーヌへ行って来ました。

図らずも有名なワインの祭典「栄光の三日間」に遭遇。
街の中心地に屋台が立ち並び、ワインと郷土料理が供され、地元の歌や踊り、ワインオークション、栓抜き競争(ひたすら何十本ものワインの栓を抜く馬鹿馬鹿しくも大盛り上がりな大会)など、世界各国からワインの買い付けに来ている人々も巻き込んで大熱狂のお祭りでした。

次の日はボーヌから電車で20分のマスタードの産地ディジョンにも足を伸ばし、キノコ味、ブルーチーズ味、シャンパン味、カシス味などなど何十種類ものマスタードを味見。ここでも食文化の豊かさに触れることが出来ました。

ボーヌ滞在最終日は車でワイン畑を巡り、かの有名なロマネコンティの畑などを訪れ、DOMAINE QUIVYというワイン農家で試飲をし、美味しいというより美しいワインを堪能。もはや芸術でした。