怒涛の8月
August 27,2007 11:24 AM
お久しぶりです。
あまりのドタバタに更新できずにいました。
8月の頭には今井翼さんのソロ公演「World’s Wing 翼 Premium 2007」のフラメンコ・パート振付担当として大阪に滞在。
殺人的なスケジュールをこなしながら、初めてのフラメンコに妥協なく取り組まれる姿には感動しました。他ジャンルの歌やダンスをこなしながら本番直前まで細かなところまで入念にチェックし、見事!本番では鬼気迫る「男のフラメンコ」を踊ってくれました。i VIVA TSUBASA !
そのあとは毎年恒例のフラメンコ新人公演。今年は当スタジオより群舞とパレハ(デュエット)が出場。受賞にはいたりませんでしたが、それぞれ次に向けての大きなステップになったと思います。
群舞は本番ちょっとしたトラブルがあり、危ない場面もありましたがどうにか最後まで踊りきりました。思わぬアクシデント。本番では何が起こるかわからない。今回の舞台経験を生かし精進あるのみです。
パレハは生命力に溢れる踊りでした。次回はさらに、愛することの切なさ、儚さを深く語ってください。
そのあとは矢野吉峰リサイタル「GRACIA(S)」。九平次で人々を魅了してやまぬ矢野吉峰、久々のフラメンコ公演とあって、発売と同時にほぼ完売状態だったとか。すごいね~。
さて内容は私もパルマで参加していた出演者の一員なのではばかれますが、柏麻美子と踊ったシギリージャのパレハが感動的でした。長年一緒に踊ってきているパートナー(踊りのね)との絶妙なコンビネーション。このところさらに急成長し、踊りに艶やかさが増した柏の踊りと矢野の伊達ぶりが良かった。カンテのマヌエルの歌がこれまた素晴らしかった。
「絶望」、「死」など極限の精神状態を歌うこの曲。ヘレスのヒターノが歌うと格別な味わいがあります。黒く重くうねる歌声。大変重いテーマを暗い曲調で歌いながらも猛烈な腹力で歌い上げ昇華させてしまう。隣で聴いていて一緒に吹き飛ばされそうになりました。
さてこの怒涛の8月も終わり、いよいよ私たちの公演に向け出陣です!!