ありがとう JYVA
June 30,2009 12:08 AM
30年以上、日本のボランティア界を牽引してきた日本青年奉仕協会JYVAがその歴史に幕を下ろす。
私の青春そのもの、そして人生の屋台骨を形成してくれたJYVA。
今日はご挨拶に行ってきました。
ただ一言、「お疲れ様でした。」と言いたくて。
高校生の時にJYVAが主催するボランティア活動をする中高生たちが集まり活動報告、討論会、祭り(狂宴)を行う「活動文化祭」なるものに参加したのが出会い。それからはフラメンコに出会う前まで、それこそ毎日のように通った時期もあるほど。終電を逃した時は職員さんの机の上で寝泊まり。
何の恥じらいもなく(今でもか・・・)夢と希望、愛と平和を語り合った日々・・・。
ここで学んだことを一つ一つ、フラメンコを通してかたちにしていると言っても過去んではありません。
全国各地に友人が、それこそ生涯の友達もできました。
「活動文化祭」のテーマソングであった、「絆」。
この詩は私の原点です。
「絆」
作詞:松兼功
僕の額に 流れる汗に
あなたは何を 思うでしょうか
生きる力に 微笑みますか
同じ時間[トキ]を生きる あなた
ここでめぐり会えた あなた
ひとつだけ きいてください
いつわりの微笑みと 見せかけの涙だけは
やめて やめてください
あなたの心に 素直になってください
そこから二人の絆ができるのだから
僕は額に 流れる汗に
生きる喜び 感じるのです
明るい僕に 気がつきますか
同じ時間[トキ]を生きる 二人
ここでめぐり会えた 二人
共に生きてください
それだけで過去[マエ]とは違う
いまここで 僕を知らなくても
あなたの心に 素直になってください
そこから二人の絆ができるのだから
JYVA、そしてここで出会ったみんなへ、本当にありがとう!そしてこれからもよろしく!!
フラメンコライブ in NAKA 終了
June 22,2009 03:12 PM
昨日21日(日)に茨城県那珂市のセンチュリープラザNAKAにおいてのフラメンコライブ。無事終了いたしました。
内容は、前回のデスヌードから数曲に加え、1月に新国立で踊った群舞作品「愛と犠牲」を音楽はそのままに5人バージョンでまったく新しい作品としてつくり変えて披露。
ライブと銘打たれていましたが、リサイタル、公演の時と同じ時間と労力を注いで稽古してきた甲斐あって、大変お客様に喜んでいただきました。
素晴らしい演奏をしてくれた、近藤和彦さん(sax)、大儀見元さん(perc.)、柴田亮太郎さん(g.)、瀧本正信(カンテ)、末木三四郎くん(パルマ)と中根信由くん(パルマ)にも感謝です。
今回のライブは、センチュリープラザNAKAの御厚意で会場を提供していただき、そしてこのために組まれたボランティア実行委員会の皆さんのご尽力のおかげで実現いたしました。
センチュリープラザNAKA総支配人の金原様、橘川栄作様、池田幸也先生をはじめとする実行委員会の皆様に心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
小島章司フラメンコ奉納公演『聖なるいのち ~空海に捧ぐ~』
June 17,2009 12:32 AM
小島章司先生の弘法大師空海に捧げる奉納公演『聖なるいのち ~空海に捧ぐ~』のため高野山に。
まず、あんな山奥に仏教都市があるとは、驚愕でした。
今回はいち観客として伺うつもりでしたが、先生がお声をかけてくださって職衆という仏教用語で従者という意味の役で参加することに。
一曲目シギリージャ・イ・マルティネーテの冒頭、声明と共に先生を3人がかりで担いで登場。
弘法大師空海の魂が高野山に戻ってこられたイメージ。
スタジオで担いだ時はとても軽く感じられたのに、高野山では肩にズシリ。重いというより何かが違う。小島先生の体に別の魂が降りてきているんだな、と感じずにはいられませんでした。
その後は舞台後方に座って先生の踊りを見守る。
アギラール、ミゲルらの歌も、高橋紀博さんやフェルミンの演奏も何かいつもと違う、フラメンコの特有のあの濃厚な人間の感情の発露が無く、とても透明感のある、崇高な響きがありました。
その音曲にのって、踊られる先生の踊り。この世のものとは思えない、人間界には存在しない宇宙の理が目の前に。感動のあまり落涙を抑えるのに必死でした。
貴重な体験ができ本当に感謝しております。
desnudo vol.3 「小島章司 魂の贈り物」練習開始!
June 4,2009 06:04 PM
5月31日(日)からいよいよdesnudo vol.3 「小島章司 魂の贈り物」練習が始まりました。
先生の前に立つととにかく緊張してしまい、振りが頭の中に入ってこない。
おまけにこの日は21時からだったので、最後の方は思考が停止状態。いやはやド疲れました。
昨日(6/9)は6月14日に小島先生が高野山真言宗総本山金剛峯寺で踊られる、弘法大師空海に捧げる奉納公演『聖なるいのち ~空海に捧ぐ~』のためのリハーサル。
私たちも当初は純粋に観客として伺おうと思っていたところ、先生からお声がかかりお手伝いすることに。
踊ることはしませんが、職衆という空海の従者のような役割で、光栄にも高野山の舞台に立つことができます。
リハーサルともいえども先生の踊りは瞬きできないほど。
人間の喜怒哀楽が曼荼羅模様のようにその踊りから浮かび上がる。
今年古希をお迎えになる先生は時に仙人のようでもあり、童子のよう。
こんな踊り、芸術、今まで見たことありません。
まさに前人未到の境地に到達されたのでしょう。
そんな先生と、8月までにどのように作品つくっていけばいいのか、今はただただ絶望しております。
6/21(日)センチュリープラザNAKA SOLD OUT!
June 4,2009 05:46 PM
6月21日(日)に茨城県那珂市で行われる鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブinセンチュリープラザNAKAのチケット、お陰様でソールド・アウトになりました。
ありがとうございます!
ここでお知らせ。
出演ミュージシャン近藤和彦(sax)、大儀見 元(perc.)、柴田亮太郎(g.)に
瀧本正信(カンテ)
が加わりました。
乞うご期待!
Posted by mamiyhiro| コメント (0)
June 4,2009 12:39 AM
ボランティアセンター武蔵野
去る5月24日(日)にボランティアセンター武蔵野から依頼を受け平成21年度「ボランティアセンター武蔵野活動報告・感謝のつどい」で「フラメンコのリズムその魅力が創り出すもの!」と題し講演を行ってきました。
以前東京ボランティアセンターで行ったものをベースに。
1992年の夏、ボランティアセンター武蔵野主催の合宿に参加。安曇野へ。
そこで出会った画家志望の女性と音楽の話などで盛り上がり、彼女が習っているフラメンコの話に。当時踊りは見たことがなくパコ・デ・ルシアしかしらなった私に、今度ぜひ見てほしい、と後日渡されたのがアントニオ・ガデスの「血の婚礼」でした。
私はたったその一本の映画に打ちのめされてフラメンコを習うことを決意。実家近くに教室を探し当て、さあ入会するぞ!と意気込んでいたそのとき、彼女が「その教室に入る前に一回生で観ましょう!」と彼女が習っている先生のショーを観に。そこで踊っていたのが鍵田真由美でした。
その踊りに打ちのめされ、その場で入会を直談判、即入会。
そして今に至るというわけです。
もしボランティアセンター武蔵野の合宿に参加していなかったら今の自分は・・・。
想像もつきません。
私の人生においてもっとも重要な出会いをさせてくれた、このボランティアセンター武蔵野にこうして戻ってこられたこと。感無量でした。
今回私を呼んでくださいました、事務局の八島さんはじめ、関係者の皆様、参加者の皆様に心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!!