アリ
July 31,2009 12:07 AM
昨日はデスヌードの稽古を昼間小島先生のスタジオで、夜はこちらのスタジオでみんなで踊るパートをつくる。
急遽クラスがあったにもかかわらず小島先生のお計らいで、関くん、松田くんも参加。
明日このパート先生にお見せしなければならず、採用されるかどうかドキドキです。
この日は何時間も踊ったので骨の髄液まで汗として流れてしまった。
そこでビールで補給しなきゃ!、ってことで飲み会へ。
もう何回飲んだことだろう?なんだか楽しくていつも彼ら終電逃しちゃう。申し訳ない。
そんなこんなでノミニケーションばかりのデスヌード、乞うご期待。
さて、今日はアリが到着しました。
「アイリリ、アリアリ、アリアリアーーンダーアーハァ!」(by パケーラもしくはカラコール)のアリです。
ウソ、ってか冗談。
何のことかさっぱり??でしょうけど、今泥酔中なのでこれ以上書けないので、また後日。
デスヌード稽古
July 28,2009 11:28 AM
今月はほぼ連日小島先生のスタジオに通いづめ。
自転車で通える距離(30分強)なので池ノ上から代官山―西麻布へ素敵な街並み、お洒落な人々の間を末木と二人、レッスン着で自転車にまたがり通っています。
その風体があまりに場違いなため、キャフェでティータイムのハイソなお姉さま方に笑われることもしばしば。これも修行のうちと開き直り頑張ってます。
さて、すでに夜公演はすべて完売。27日昼の公演も残りあとわずか。
これまでいつも応援してくださる皆様のお陰です。
ご期待、それ以上に!?お応えできるよう本番まで頑張ります!!
先日うちのスタジオに関くん松田くんが来て練習。
ワークショップ終了
July 27,2009 12:34 AM
少し書き遅れましたが、ワークショップ終了。
なんと最終日には能楽師の津村禮次郎先生、そして小島章司先生もいらっしゃいました。
途中津村先生には謡も披露していただき、大変有意義なワークショップとなりました。
両巨匠
両巨匠に見守られながら緊張の披露会。
「女の執心」をテーマに作った小作品(12分)を続けて2回も披露させていただきました。
これをきっかけに少しずつ大きな流れに繋がっていければと思います。
皆様ありがとうございました。
ワークショップ
July 21,2009 11:13 AM
鼓童、吉井盛悟さんとのワークショップが連日続いています。
一昨日はフラメンコのもろもろを説明。
説明するよりも踊るのが手っ取り早いということで、ソレア・ポル・ブレリアを。
5分くらいの踊りですが、ジャマーダ、歌振り、エスコビージャ、まで一通り覚えちゃった!
それも14時から20時までブッ通し。休憩5分くらいを2度挟んだだけ。
こちらが休みますか?というまで座らないし、ずっと集中して取り組んでるので、こちらもそれに触発されて負けじと頑張ったらこんなになっちゃった。
フラメンコ耐久レース。
さすが鼓童、噂には聞いていましたがその鍛練の仕方、物事に取り組む姿勢に圧倒されました。
初めてのフラメンコシューズ、何時間も踊ったのでさぞかし激痛だったろうに、「痛くないですか?休みます?」と何度聞いても。「大丈夫です!!」と返ってくるばかり。
終わって聞いたらやっぱり激痛だったと。鼓童では「ダメです。」と答えるのはあり得ないとか。
驚愕。
鼓童 吉井盛悟さん再び
July 17,2009 11:13 PM
今日は鼓童の吉井盛悟さんがスタジオに再来。
前回は5月末に2か月に及ぶ欧州ツアーに出る前日に来てくれて、
なんとそのツアー終了後、成田から直行で来てくれました。
前回も来てくれた三味線の中田誠さんも一緒。
今回は「女の情念」をテーマにして、ヨーロッパ滞在中に書いてきてくれた曲をもとにセッション。
奏でる音が豊かに語ってくれるので、導かれるように振りが生まれる。
こうして振付するとなんだか魂が吸い取られるようで、疲れとは違うなんとも言えない虚脱感に見舞われた。
これから21日までこのワークショップが続く。
最終日は「レモン哀歌~智恵子の生涯」で共演させていただいた、鼓童とも縁のある能楽師の津村禮次郎師もスタジオにいらっしゃる予定。
なんだか何かが動き出している予感。
どうなることやら。
桜姫&女殺油地獄
July 16,2009 01:15 PM
先日、コクーン歌舞伎「桜姫」を観てきました。
勘三郎さんをはじめとする素晴らし役者と演出で休憩入れて3時間。アッという間。
物語のスケール感にも圧倒された。
前世から関係が繋がって、そしてほとんどの登場人物が巧妙に絡み合う物語は、途中?になりながらも江戸一大スペクタクルに飲み込まれ、観終わった後は感動とともになんとも言えない虚脱感。
書き逃していた、先月2日連続で観に行った「女殺油地獄」。
こちらは歌舞伎座での純粋歌舞伎。
初めて見て大感動。
あまりの素晴らしさに小島先生に熱弁したら、「じゃあまた観に行こう」ってことでもう一回。
とにかく片岡仁左衛門さまに尽きる。
場面ごとの精妙な役作り、その出で立ちに魅了されっぱなし。
そして物語、演出が・・・。
初めて「血の婚礼」を観たときと同じくらいの感動が!
人を殺す凄惨な場面で笑いや拍手が巻き起こり、義太夫の爺さん(失礼!)そのままひきつけ起して後ろにブッ倒れちゃうんじゃ?と思うほどの熱唱。三味線に至ってはジミヘンがそこに。江戸ロック!!
というか、そこら辺の軟弱ロック野郎や青春賛歌ばっかり歌詞にして歌っているラップ族とかに聞いてもらいたい。あと弱腰フラメンコ野郎(私)にも。
こんな世界がすでに江戸時代にあったとは・・・。
今よりもっとおおらかに生と性を、愛憎を、そして死をとらえていたんだと、とにかく圧倒されっぱなし。
気宇壮大。