2013年7月の記事

hiroblog

「はじめてのフラメンコ」

July 31,2013 09:05 PM

今日は三鷹市公会堂で親子向けワークショップ、「はじめてのフラメンコ」の講座でした。

湖西市の活動から始まってこのようなワークショップをたびたびやらせてもらってますが、
フラメンコを全く知らない子供たちと接することは、いつも自分が試されているようです。

子供たちの前で、真っ裸で、きちんとフラメンコの素晴らしさを伝えられているかどうか。

明日は2日目、がんばります!

アマテラス

July 28,2013 12:07 PM

先日赤坂へ「アマテラス」観てきました。

玉三郎さんの神々しさにやっぱり感動。

鼓童の方たちは、神話の世界の中でそれこそ八面六臂の大活躍!
素晴らしかった!

4月に共演した、坂本雅幸さん、前田剛史さんもすごかった。
この間も飲みに行ったりして、すっかり仲良しだけど、こうして舞台で観るとまるで別人、光り輝いていました!

オレー!

Salsa Swingoza

July 21,2013 11:11 AM

昨夜は大儀見元率いる、Salsa Swingozaのライブへ。

超絶グルーブにゲラゲラ大笑い。

リハーサル直後でヘトヘトだったけど、疲れを吹き飛ばしてくれた!

人に元気を与えられる音楽ってすごい。

本物の音楽は最高でした!

決起集会

July 18,2013 08:45 PM

昨夜は阿木燿子さん、宇崎竜童さんのライブビストロ「ノベンバー・イレブンス・パート2」において、今年の「FLAMENCO曽根崎心中」地方公演の各地の主催者の皆さんと決起集会でした。

この作品を愛し、多くの方々に観てもらいたいと熱い思いを語ってくださる皆さんに感動いたしました。

皆さんのお言葉を胸に刻んで、これからの稽古に励みます!

再び歌舞伎

July 16,2013 10:05 PM

「加賀見山再岩藤」観てきました。

通称「骨寄せの岩藤」。

岩藤という女性が悪行ゆえに殺されて、その死体は野にさらされ獣の餌となり、骨がそのまま残っている。

その岩藤が怨念ゆえに骨が集まって(寄って)化けて出るという、なんとも身の毛もよだつ話。

亡霊が出る時の仕掛けがすごく面白かった。

物語も実に巧妙。

歌舞伎は本当に勉強になります。

芸の肥やし。

今日私が観たのは昼。

夜は「四谷怪談」がある。

両方に大事な役で出演されてる染五郎さん、菊五郎さん、体力気力よく持つな~。

しかも1ヶ月近く毎日・・・。

歌舞伎役者、凄い!

オレー!

ヘレスから江戸へ

July 13,2013 08:17 PM

帰国早々時差呆け左衛門、歌舞伎座へ「東海道四谷怪談」を観に行く。

前回は勘九朗さん(当時は勘太郎)お岩さまで観たし、歌右衛門さんの舞台は白黒映像のものを何度も観た。

よく知っている作品だったけど、またあらためて大感動!

素晴らしかった!

お岩さまが落命するところでは本当に泣いてしまった。

「髪梳」の場面も背筋が凍って、本当に恐ろしく、そして哀しかった。

花道の近くで観ていたので、伊右衛門を引きずりおろしてやろか!と本当にワナワナしてしまった。

染五郎さん、凄い!

お岩さまを演じた菊之助さんにはもう言葉がありません。

オレー×1000!

梅枝さんもお袖を端正に演じていてよかった~!

いつかは梅枝さんのお岩さま観てみたい!

言わずもがな、戸板返しや提灯抜けなどの仕掛けも見事!

作者、鶴屋南北にも脱帽!

とにかく歌舞伎ファンのみならず、舞台人なら必見の舞台でした!

帰国しました!

July 11,2013 12:17 AM

日本に到着して飛行機から降りるときに、先に扉を出た客がすごく大きな声で「うわー!すごい湿気!」と言った。

そんな大げさな、と思いつつ一歩外に出たら私も思わず「わー!」。

ヘレスでは40度でも湿気がなく空気がカラッカラに乾いていて、常から実験失敗博士なドライヘアーの私は髪に油、唇にはリップを塗るほどだった。

たった2週間向こうにいただけでもこの蒸し暑さにはびっくりでした!

やっぱりあの気候で、あのフィノだね~。

だけど到着した夜はさっそくお寿司と日本酒でビバ・ハポン!

そして今日の夜は金目鯛の煮付けと日本酒でビバ・ハポン!

どこにいてもビバってます!

ブレリアを叩きながら結婚行進している。¡Vivan los novios!

カンテ詣で

July 7,2013 06:07 PM

歌い手アントニオ・デ・ラ・マレーナと一緒に、往年の名歌手たちをじっくり聴いた。

そのあまりの素晴らしさに大笑いし、ときに深いところをのぞいてしまって身震い。

最後はマイレーナのシギリージャにノックアウトされ二人で「オレエーン、オレエーン」(感嘆しながら泣くので、オレーと鳴き声が合わさってオレエーンになる)。

こうして1年に1度、彼とのカンテ詣では欠かせない。

知り合ってから10年以上、このカンテ詣での時に聴くCDはほとんど同じ。

しかも感動するところ、二人で語り合う内容もほぼ一緒。アホだね~。

だけど初めて聴いたかのような感動にいつも包まれる。

食事の時間になってからは、彼ご自慢のティオ・ホセ・デ・ラ・パウラでのカンテ・リサイタルの映像を観た。

私が食事に夢中になってると、アントニオが「おい、ここ聞き逃すなよ。な、いいだろ~」と肘でつついて来る。

その隣では奥さんのマリは自分がつくった「マラホ(アオザメ)のグリーンソースがけ」がご自慢で

「どうだ?うまいだろ?え?おい、バカントニオうるせーよ、消せよ食事のときくらい!な、うめーだろ?」

こんな二人に挟まれて聴覚と味覚が喧嘩しちゃってどっちも味わえなかった(泣)。

マイレーナ渾身のシギリージャ。伴奏のメルチョールも鬼神のよう。恐ろし。

イサベルちゃん

July 5,2013 06:29 PM

アントニオの家に呼ばれてイサベルちゃんを紹介してもらった。

まだ20歳の若手カンタオーラ。

膝の上には9か月のアレグリア(喜びの意)ちゃん。

「この子のためにもこれから頑張んなきゃ!」と決意に満ちた熱いカンテを聴かせてくれた。

LUSTAU

July 4,2013 06:24 PM

この頃は家族経営で直販しかしていないシェリー酒蔵のフィノ(ドライ・シェリー)しか飲んでなかったけど、新たな味を求めてうちから歩いて10分の大酒蔵LUSTAUへ。

さすが大酒蔵だけあって、色んな種類のシェリー酒がある。

きれいなお姉さんに言われるがままに試飲させられ、昼間っからハラヒレホレハレーになっちゃった。

購入したのは隣町のプエルト・デ・サンタ・マリアの小さな酒蔵のフィノ。

なんでも美味しかったので、LUSTAUで買い取って販売しているとか。

樽から直接瓶詰したとか、もうあと3本しか残ってないとかなんとか言われて買っちゃった。

それでもたった10€(今だと1300円くらい)。

超辛口で口腔内で元気いっぱいに暴れ出す。

夏にぴったりのフィノでした。

こうして色々と改めて研究すると新しい発見があるね~。ってフラメンコの研究しろよ!?

あとはアモンティジャード(シェリー酒の一種、飴色のフィノよりもグッとくる味)も購入。

ウトレーラ、レブリーハのじじばばがよく歌うブレリアの一節。

Ay,alli entro veo
hay un barril tapao,
que quiera Dios que sea
vino amontillao

「アッハーン!あそこに栓のしてある樽を見つけた。
どうかアモンティジャオでありますように!」

って酒飲みの気持ちをどうにもくすぐる歌。

3:34からペラーテのおっちゃんが歌ってます。

¡Oleeeee!

Coria del Rio

July 2,2013 05:38 PM

今年6月から来年7月まで「日本スペイン交流400周年」の年。
http://www.esja400.com/jp/index-jp.shtml

伊達政宗の命を受けてスペインへ渡った支倉常長の像が立つコリア・デル・リオへ、車で連れて行ってもらった。

400年前に思いを馳せる。

海!

July 1,2013 06:17 AM

アントニオ・マレーナ家、およびそのファミリア一族郎党揃って海に。

カディスとロタに挟まれるようにあるプエルト・デ・サンタ・マリアの海岸。

この家族もそうだけど、海岸にいるお嬢様方スッポンポンが多いので写真を撮るのがはばかれる。

アントニオ家の母上は移動レストランか?と思うほど気合の入れようで、ご馳走を用意して皆に振る舞う。

こうして毎週、家族、親戚そろって海に来るらしい。

歌って踊って、ボケー。食べて、ボケー。泳いで、ボケー。

こんな時間の過ごし方凄く久しぶりなので、はじめはどうしていいかわからずソワソワしている自分が悲しい。

アーティスト気取りで海に浮かびながら永遠を感じて、なんてやろうと思ったけど無理。

結局みんなとバカ騒ぎに終始。

背中が痛い。

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