2013年10月の記事

hiroblog

鯖江!

October 28,2013 11:52 PM
このごろ公演、芝居見物、仕事で色んな土地へ訪れている。

一泊二日で、今年三度目の鯖江へ。

「FLAMENCO曽根崎心中」関連でご縁ができた内田幸子先生のフラメンコ教室へ講習会。

ものすごく楽しい生徒さんばかりでこちらのアホ魂にも火が付き、アドレナリンドッカーンの講習会になっちゃった。

夜はおいしい地酒とお料理をご馳走になりながら、皆さんのフラメンコへの熱い思いを聞かせてもらい、胸が熱くなりました。

写真は今日のお昼のクラス。

帰宅後鯖江の風忘れ難く、曽根崎公演のときにいただいて大事に取っておいた鯖江の名酒「梵」の栓を開けた。

「梵」は今ものすごく有名。
純米大吟醸のお味は、美味しすぎて戸惑うほどだった。
お米のジュース。
お陰さまで飲みすぎました。

今回いただいた、福井のお酒と言えば黒龍の「石田屋」はおあずけ。
こちらは初めて目にするお酒で、献上品のような箱に入っていた。
ギャー楽しみ!

今度鯖江に行くときにいただこう。

ビバ鯖江!

大阪!

October 22,2013 11:37 PM
1泊2日で行ってきました、大阪松竹座!十月花形歌舞伎!

地下鉄御堂筋線なんばの駅に着いて地上に出たとたん「な!何やってんのー!」と突然声を掛けられた。
なんと大阪でミュージカル「ロミオ&ジュリエット」に出演中の尾上松也さんが目の前に。
お互いびっくり仰天しながら、夜会うことを約束し、私は観劇に。

まずは夜の部「夏祭浪花鑑」
これぞ上方歌舞伎!オレー!
愛之助さんの魅力満開。
こってり、たっぷり大阪の味を満喫させてもらいました。

終演後は学生時代のボランティア活動の旧友に会いに本町へ。
みんな平日で仕事帰りや出張帰りで疲れているのに集まってくれた。
旧友と言っても大阪ボランティア界では有名なカリスマたちばかり。
今でも人生のアドバイスをくれる仲間たち。楽しい再会ながらも緊張しました。

旧友たちと別れて、今度は歌舞伎仲間たちのもとへ。
壱太郎さん、萬太郎さん、そして松也さんと急遽「GOEMON」同窓会になった。
今回はみんな次の日の本番のために(嘘)、バカ飲み寸前で止めて次回へ持ち越し。危なかった~。

さて2日目、昼の部「新・油地獄 大阪純情伝」と「三人連獅子」。
私たちも一昨年、新国立劇場で「女殺油地獄」をフラメンコ版として上演しているので興味津々でした。
「新・油地獄」は古典を青春群像劇に作品に作り変えて、より親しみやすくなってました。
自分の油地獄も再演しようと思っているので、沢山ヒントいただきました。

「三人連獅子」は風雅であり、勇壮であり、ただただ見惚れるばかり。
何回も観たい、味わいたい、1回じゃ足らん!
吉太郎くん少し大きくなっていて、やっぱり踊り上手かった!
それにしても壱太郎さんの毛の振り方半端なかった・・・。

今回の花形歌舞伎には私の高校時代の先輩二人、歌舞伎俳優の宮城純一先輩(市川澤路)と長唄唄方の馬場一貴先輩(杵屋左陽助)も出演していて、こちらも嬉しい再会でした。
普通の都立高校なのにこんな再会あるんだろうか?
歌舞伎俳優、長唄、フラメンコ in 大阪松竹座。
不思議すぎる!

他にも「GOEMON」出演時にお世話になった方々にお会いできて、嬉しかったです。

終演後は「FLAMENCO曽根崎心中」のお礼参りのためお初天神へ。

それにしてもたった1泊2日の大阪滞在なのに色んな事がありすぎて、今日は眠れそうにありません。

Fiesta Vol.3

October 21,2013 11:10 AM
昨日はミニ発表会Fiestaでした。

雨の中足を運んでくださいましたお客様、本当にありがとうございました。

皆様の暖かい拍手をいただきながら、スタジオ・メンバー一同楽しく踊り切ることができました。

ガッチリ後ろで支えてくれたクーロ・バルデペーニャス、石塚隆充さん、石井奏碧さんに感謝です!

また来年に向けて精進あるのみ!

ありがとうございました!

舞台のはしご

October 15,2013 05:02 PM
昨日は舞台をはしご。

14時からロシオ・モリーナを新宿文化センターで観て、ぶっ飛ばしで16時15分からの歌舞伎座へ滑り込み。

ロシオ・モリーナ。
フラメンコ界の新星と呼び名が高いだけあって、圧倒的なテクニックと、独自の世界観で観客を魅了した。

歌舞伎座「義経千本桜」から
「木の実」「小金吾討死」
「すし屋」
「川連法眼館」

梅枝さん、あえなく討死する小金吾を端正に哀感こめて演じていて素晴らしかった。
立ち廻りも見事でした。

仁左衛門さんのいがみの権太、絶品。
素晴らしく芸が細か過ぎるから、こちらも全部見逃すまいと必死。一挙手一投足から目が離せず、真剣勝負。

源九郎狐の菊五郎さん、ケレンだけではない、芸の大きさで魅せられた。さすがの貫録。

それにしても舞台のはしごはいけない。
特に歌舞伎は計1時間の休憩を含めても4時から8時過ぎまでの長丁場。

飲み屋なら四軒くらいはしご行けるんだけどね。

高田花ロード

October 14,2013 10:59 AM
昨年4月、新潟県上越市で「赤いろうそくと人魚」を公演したときの御縁で、上越市高田で踊ってきました。

はじめてフラメンコを観るお客さまがたくさんいらっしゃいましたが、とても喜んでいただけました。

東京では食べられない郷土料理もたくさんご馳走になり、素晴らしい旅公演となりました!

「FLAMENCO 曽根崎心中」内子座公演無事終了!

October 7,2013 12:25 AM
愛媛県内子座において、10月5日(2回)、6日(1回)、計3回公演、無事終了致しました。

わざわざ内子座まで足を運んでくださいましたお客様、本当にありがとうございました。

一昨年公演させていただいてから、2年後同じ場所、同じ作品で公演させていただけるなんて、こんなに光栄なことはありません。

そのためには大変なご苦労があったと思いますが、ご尽力くださいましたすべての皆様に、心からお礼申し上げます。

内子座は大正5年に建設され、人形浄瑠璃や歌舞伎芝居を上演してきた歌舞伎劇場です。

入口には昭和初期のころの歌舞伎芝居の写真が並び、その中に十二代目市川団十郎さん、十三代目中村勘三郎さんのサインもあり、開演前にそれらを拝見しながら「シェー!」と身震いしておりました。

今回は歌舞伎劇場ならではの花道、スッポン(花道の舞台寄りにある切り穴で、人が上下して出ハケする。歌舞伎では幽霊や妖術使いなどがここから出てくる)、セリ(本舞台にある切り穴で人や装置が上下する穴)を使った演出を加えて上演しました。

ほとんどの歌舞伎劇場が電動化してゆく中で、内子座は未だにセリもスッポンも手動です。
それを扱うのは地元の有志の方々。

私の敵役、矢野吉峰演じる九平次がスッポンから上がってくるとき毎回早さが違い、手動ゆえグラグラ揺れるのをポーズをとったまま必死にこらえている姿が最高でした。

また内子町名産の蝋燭と和紙を舞台美術として使用しました。
内子座、内子町あげてのすべてが手作りの「FLAMENCO 曽根崎心中」をご覧いただきました。

そして内子町職員の林慎一郎さんのお計らいで、元鼓童の吉井盛悟さんがサプライズゲストとして出演!
皆さんに大変喜んでいただけました。

上演中にこんなに拍手をいただいたのは初めてです。

情の町、内子町のおもてなし。

ありがとうございました!!!!!

ロミオ&ジュリエット

October 3,2013 12:20 AM
ミュージカルはあまり観に行かないのですが、尾上松也さんが出演していたので行ってきました。

ロミオ&ジュリエット。
初シアター・オーブ。

松也さん、歌上手い!
びっくりした!
身のこなしもミュージカル俳優やダンサーたちに混じっていても違和感無し。

すげーな、歌舞伎俳優。

あ、だけどやっぱり腰がぐっと入るところは異彩を放っていました。いい意味で。

「音羽屋!」と大向こうをかけようと何度か思ったけど、周りはうら若き乙女たちばかりだし、雰囲気ブチ壊しちゃうと思って我慢しました。

いい刺激になりました。

音羽屋!

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