「琥珀」ご鑑賞のためのカンテ②トナー

「琥珀」公演ご鑑賞のためのカンテ。

第2回目はトナー(マルティネーテ)。

無伴奏で歌われるトナーは最も古いカンテのひとつです。

歌詞の内容は悲劇的なものが多いですが、悲壮感の中にも憤怒の念があり、カンテ特有の味わいに満ちています。

この曲の決定版。マヌエル・アグヘータとティオ・ボリーコにご登場いただきます。

アグヘータはカンテ・ヒターノを歌わせたら右に出るものなし。ですが彼が若い頃のこの映像。野武士のように歌うアグヘータが一切の気負いがないボリーコ爺に軽くいなされています。

いずれにしてもどちらもこの上ない絶唱です。

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