「琥珀」公演ご鑑賞のためのカンテ。
第8回目は「ペテネーラ」。
実在した女性ペテネーラ。その女に恋したものはみな命を落としたと言われ、自身もまた非業の死を遂げたとの伝説があります。曲調はメランコリックかつドラマティックです。
ですが踊るときは、振り自体具体的に歌詞の意味を表現することは基本的にはありません。その場にいる全員が曲の持つ精神世界を感じ取って表現しています。しかも同じ曲でも日によってまるで違うか世界観が表現されることもあります。
紹介する映像はペテネーラの名手ラファエル・ロメーロ。伴奏はペリーコ二世。黄金コンビの名演です。